「赤ちゃんファースト」というサービスではじめて知った子ども用品ブランド「Nuna」
わが家はNunaの抱っこひも「カドル」で子育てをはじめてみました。
じつは、オランダで有名なベビーブランドのひとつだそうです。
わたしも2年使ってみましたが、かなり満足したアイテムだったので
「カドル」を検討中のママに「良さ・イマイチな点など」を正直にレビューしてみようと思います(2023.7.25更新)。
“Nunaカドル”は本当にいいの?
- カドルを自慢できるポイント
- カドルのイマイチなポイント
さいきんつけてる人見かけるようになってきたよ☆
Nunaの抱っこひも「カドル」の推しポイントは?
こちらの抱っこひもの最推しポイントは「見た目」です。
かっちりとした印象になるので、普段使いからよそ行きまで幅ひろく使えます。
カラバリは2色(淡グレーの「フロスト」と濃ブラックの「アスペン」)展開されていて、わが家は「フロスト」を採用しました。
すこし淡い色合いのほうがなじみやすい気がします。女性目線ですが…
ブラックの「アスペン」もかっこいい☆男性似合いそう…
色味はほんと好みなので、直感でえらんでください☆
そのほかの推しポイントもあるので、カドルのメリットを紹介していきます。
メリットとおすすめできる5つの理由
「カドル」は親元からはなれて子育てする新米ママさんにぜひ使ってほしいアイテムです。
Point1:抱っこひもの装着がラク!
カドルの装着はかんたんで、たったの1分でできます。もちろんひとりでOK。
はじめての抱っこひもは、かんたんにつけはずしできるものがいいですよね。
使い慣れると15秒もかからない!
慣れると15秒くらいで装着できますが、どうしてそんなにかんたんかというと…
かんたんに装着できるワケは
- ウエストベルト
- マグネット式固定バックル
1つめのポイントはウエストベルト。
ウエストベルトは「マジックテープ」なので、エプロンの紐をむすぶような感覚でできます。
夫婦で共有するおうちでも、サイズ調整がかんたん★
抱っこひもを誰かにつかってもらうときも、マジックテープのほうがサイズ調整の手間がなくスムーズです。
2つめのポイントがバックルがマグネットになっていることです。
マグネットはけっこう強力なのでラクにくっつきます。おかげで赤ちゃんを支えるのに集中できるんですよ。
装着がラクだと頻繁につかおうかな…て気持ちになるので、親子のベタベタタイムがたくさんとれるメリットもあります。
Point2:主婦の味方!うれしい小物たち
子育ては手がかかりたいへん。おうちを出てから忘れ物によく気づきます。
そんなうっかりミスをカバーしてくれるうれしい小物といえば「サイドポケット」
ティッシュとハンカチはいつもここに入っています。
あと鍵をさがすことも多いので、ポケットにいれると便利ですね。
チャックの開閉がスムーズなので、イライラせずに使えます。
ほかに「日よけフード」も注目
ポケット以外の小物で「日よけフード」というグッドアイテムもあるので、このあと紹介します★
Point3:新生児もOKでながく使えるYO
カドルは首がすわっていない新生児でも問題なく使える抱っこひもです。
赤ちゃんがよく泣くタイプだと、抱っこひもは便利。からだへの負担も少なくなります。
腱鞘炎になるとツライ…
以上から新生児期からつかえる抱っこひもにしておくと安心です。
Point4:無駄のない構造なのに4パターンもできる
カドルはシンプルな見た目になるように設計されていますが、つぎの4つのパターンにシフトチェンジします。
構造がかわってもおなじ使い心地を!
- 新生児期抱っこ
- 対面抱っこ
- 前向き抱っこ
- おんぶ
この4パターンのおかげで1歳・2歳でも気持ちよく乗ってくれてました。
余談ですが2歳のなかごろになると、拘束されるのがイヤみたいで暴れてます
シフトチェンジをしていくときに気になるのが小物たちの使い心地。
たとえば先ほど例にあげた「日よけフード」
急に日差しがでてきたときは、日よけフードがあるとサッとつかえて便利です。
うちの子は帽子をいやがるので、フードがあってよかったです
フードは「ヘッドサポーター」という部分に入っていますが、じつはここは月齢によって折り曲げて使用することになります。
なので、ヘッドサポーターをシフトチェンジしたときに日よけフードが出しにくくなるのでは?と懸念していたのですが
上・下どちらからもフードを取り出せる仕組みになっていて、違和感なくつかえました。
見た目もスタイリッシュだからよかった★
ほかにも新生児の抱っこに必須な「乳児用ブースター」。使うときは、金属製のファスナーをしめます。
この金属部分ですが、赤ちゃんに当たらないようにあて布が出ています。
きっと金属アレルギーにならないようになってるんやわ
これまた月齢があがると「乳幼児ブースター」はシフトチェンジ。
ファスナーを開けて抱っこするようになります。
金属むきだしになってしまったらどうしよ…?
金属がむきだしになるのを心配しましたが、こちらもあて布で隠れる仕様になっていたので大丈夫です。
最後に、「固定バックルの調節ひも」にもうれしい小さな仕掛けが…
よくみると肩のショルダーストラップに切れ込みがあり、バックルから伸びる調節ひもを中に収納することができます。
この切れ込みにひもを入れると、赤ちゃんのベロベロを防いでくれるそうです。
衛生的に使えますよね。
以上3点ですが、シフトチェンジしても大きな問題なく使い続けることができました。
Point5: 見た目がスタイリッシュ
まぁくどいですが、やっぱり見た目はさいこうです☺
ちっちゃめママに特におすすめ★
私の身長は155cmとやや小さめなので、エルゴのような大型タイプはダサい雰囲気になるのが悩みでした。
「カドル」はこんなチビママにもオシャレさを叶えてくれる見た目で、デザインがかっこいいなって思います。
だらしなく見えないですし、赤ちゃんの姿勢もいいんです。
横から見ると少し座っているように見えて、バランスよさそうにしています。
このおすわりの姿勢が赤ちゃんの健康にも良いらしいですね!
【追記】6か月使ってみて再発見!メリット3つ
以上のことは買った時に発見したメリットですが、6か月以上使ってみても買い替え不要の安心感がありました。
抱っこひもって合わない場合は数か月で買い替えることになるらしいですが、あまり気にならなかったですね。
先ほど紹介したメリットのほかに次のようなポイントも発見しました。
Point6: 柔らかくなってフィット感up
収納するときに、マジックテープで巻くとたわら型になるカドル。
これによって、どんどんやわらかくなりました。
柔らかくなるとくたびれた感がでるかと思いましたが、フィット感だけアップしました!バツグンの安定感へ★
Point7: 肩への負担がかかりにくい気がする
買ったらまずはインスタグラムで「カドルの正しいつけ方」について勉強するといいですよ。
抱っこひもって正しいつけ方をすれば、肩や腰の負担が軽減されるみたいです。
私が気をつけていたのは肩ひもの位置。
肩ひもどうしをつなげているバックルを、肩甲骨の真ん中ぐらいに調整すると、肩がラクなんですよ!
体重が肩と腰に分散されるので、9kgになってもまだ大丈夫!
これが買い替え不要の大きな理由だと思います。
ベビーカーあるけど面倒で、抱っこひもを使うことが多いの
都市部ではベビーカーでのお出かけはけっこうたいへんだったりするので、からだに負担のすくない抱っこひもを選んでおくと”ちょベリグ👍”です。
Point8: 前向き抱っこがたのしい
おぎゃ~と生まれて6か月がたちました。はい、毎日同じことの繰り返しですよ。
0歳の子育てってやること変わらないから飽きちゃう日もあるんですが笑、抱っこひものシフトチェンジであそべるのが楽しかったです。
「前向き抱っこor対面抱っこ」の切り替えは本当にかんたんで、おしりの幅をちょっと調節するだけでできます。
お手軽なのでその日の気分でコロコロ変えてあそんでいました。
今日は対面抱っこがいいな…
なんとなく赤ちゃんにも好みがあるようなので、聞いてあげると喜んでくれるかも?
カドルのデメリットとイマイチな点
次は「カドル」のデメリット、イマイチかな…っていうポイントも紹介します。
- コストがかかる
- 取扱説明書がわかりづらい
- マジックテープが近くのものを傷つける
- そもそもウェストベルトが長すぎる
NG①|値段がたかい
カドルの値段はかなりたかめ。2万円を超えてきます。
しかもリアルな利用期間は1年~1年半ごろまで。
ベビーカーをメインで使いたいと思っている人にはちょっともったいない価格かもしれません。
ただ、はじめての抱っこひもにはかなり便利だったよ☆
ただ便利さやオシャレ感など、いいところの方がたくさんあるので、予算は気にならないよって人はぜひ使ってください。
NG②|取扱説明書がわかりづらい
カドルのリアルNGとしては、取扱説明書がシンプルすぎてさっぱりという点があります。
これみても取りつけ方すら、よくわかりません。
肩ひもの調節の仕方なんてどこにも載ってない!勉強会で教えてもらったことは多かったで…
「ホームページ」や「インスタグラム」でくわしく確認することになるので、ネット環境がないひとは注意してください。
NG③|マジックテープがどこにでもくっつく
抱っこひものウエストベルト。個人的には天敵です😥
つけるのはラクなんですが、どこにでもくっつくのでこまっています。
マジックテープの粘着力が強すぎて、服をまき込むと悲惨なことになります。冬場はセーターなどウールがヤバイ…
洋服のほかにも、こんな部品がやられました。紐の先端にあるゴムバンド。
ゴムバンド、どう使うの?
こちらのゴムバンドは紐を折りたたんで短く留めるためにあります。
赤ちゃんを密着させるときに紐が長くなってしまうと見た目よくない。先端のゴムバンドで紐をまとればカッコよく決まる(らしい)。
抱っこひもを収納する時はおりたたんでからたわら型にするため、マジックテープでくるりと1周まきつけます。
この時にゴムバンドや紐をはさんでしまうことも…。
1度くっつくとマジックテープが強すぎて、ゴムバンドがヒゲヒゲになってしまうおそれがあります。
このゴムバンドにイライラするのは避けられない宿命かもしれません。
NG④|ウェストベルトが長すぎる
ウエストベルトは、60cm~145cmまでの腹囲で調節できるようになっています。
とはいえ、この長さは日本人の体型にはかなり長めです。
※ちなみに私(ウェスト64cm服愛用)がつけると、1.5周ほどしています。
この長いベルトのおかげで、体型を気にせずに使えたり、男女兼用で使えるというメリットもありますが、細身の女性にとってはすこし不便かもしれません。
抱っこひも「カドル」のまとめ
今回はNunaの抱っこひも「カドル」を実際に使用してみて、リアルな感想・レビューをまとめてみました。
カドルの特徴をまとめると以下のとおりです。
- 装着がラク!
- 小物もいっぱい!
- 新生児でも使える!
- 細部まで丁寧に作りこまれ、無駄のない造り
- 見た目がスタイリッシュ!
- 決して値段は安くない
- 取扱説明書がわかりづらい
- マジックテープが近くのものを傷つける
- そもそもウェストベルトが長すぎる
Nunaの抱っこひもを使い始めてすぐに思ったのは
- 使い勝手が良いし機能性も高い。スタイリッシュで見た目が美しい
- 頑丈なつくりで長時間の移動も楽々
- 装着の手順が簡単!
ということ。点数にすると、90点をあげたいくらいです☺
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価格がよくなかったり、マジックテープ問題もありますが……
はじめての子育てでしかも実家が遠いっていうママには、ひとりでも使いやすい商品なのでおすすめです。
東京では意外とつけてる人を見かけますので、よかったらぜひ選んでみてください☆
本日もありがとうございました☺