こんにちは、”わんぱく母ちゃん”こと音奈です!
おしゃれなベビーグッズでおなじみのNuna。
東京都の「赤ちゃんファースト」にも選ばれましたが、これではじめて知ったという人もいらっしゃるのではないでしょうか。

じつは、オランダでは有名なベビーブランドのひとつです。
今回は、Nunaの抱っこひも「カドル」を実際に使用してみて感じた良さ・イマイチな点などを、正直にレビューしていこうと思います(2021.11.30追記)。
“Nunaカドル”は本当にいいの?
- カドルを自慢できるポイント
- カドルのイマイチなポイント
Nunaの抱っこひも「カドル」の自慢ポイントは?
Nunaの抱っこひも「カドル」は、2色あります。淡いグレーのフロストと、濃いブラックのアスペン。
わが家はフロストを買いました。実際に使ってみて、そのメリットとデメリットがわかったので、まずはメリットをこちらで紹介します。
メリットとおすすめな理由
まずはこの抱っこひもですが買ってOK!とくに新米ママにおすすめの商品です。その理由は…
【新米ママにおすすめの5つの理由】
- 装着がラク!
- 小物もいっぱい!
- 新生児でも使える!
- 細部まで丁寧に作りこまれ、無駄のない造り
- 見た目がスタイリッシュ!
Point1:抱っこひもの装着がラク!

カドルは「使いたい!」と思ったら、新米ママでもたったの2分で装着できます。

ベテランママだと15秒もかからない~!
初心者でもテクニックいらずなワケが、ウエストベルトとマグネット式固定バックル。
▼新米ママにおすすめ!機能ポイント2つ
マジックテープのウエストベルト
マグネットのバックル
「マジックテープ」で固定できるウエストベルトは、初心者でもつけやすく、直感でもわかります!

まきつける長さを変えれば男性でもラクラク!育児へのハードルがぐっと下がります!
それと、赤ちゃんをホールドするのに役立つのが「マグネット」。バックルをとめる時は、赤ちゃんをしっかりと抱きかかえながら固定するので、落下の危険もありません。
この2つがあることで、ねんね期の赤ちゃんなら寝かせたまま、首がすわった赤ちゃんはタテ抱きで固定することができます。

誰でも簡単につけ外しができるのはいいね!
Point2:主婦の味方!うれしい小物たち
カドルは便利な小物もたくさんついています。
たとえば日よけフードとサイドポケット。このおかげで、お出かけ準備がぐっとラクになるんです。
しかも、どちらもスムーズに使えるように工夫が凝らしてあります。ちょっとしたことでイライラしないのは助かります。


チャックが噛んでしまうとストレスだよね!でも1回もないねん♪
Point3:新生児もOK
カドルは、首がすわっていない新生児でも問題なく使えるところも、メリットだと感じます。
抱っこひもの中には、首がすわるまで使ってはいけない、危険なものもあります。知らずに抱っこしちゃってたら怖いですよね。

ただし、大きくなるにつれて、頭が飛び出すよ。念のために手で支えて使ってね!
Point4:無駄のない構造
カドルは4パターンの抱っこの方法を試せますが、ムダな部分がまったくありません。中でも感心した箇所がいくつかあるので、順に紹介していきます。
構造がかわってもおなじ使い心地を!
- 新生児期抱っこ
- 対面抱っこ
- 前向き抱っこ
- おんぶ
たとえば先ほどの「日よけフード」。
どの月齢でもフードを使いたい時ってありますよね。フードが入っている「ヘッドサポーター」は上側・下側どちらからもフードを取り出せるので、すべての抱っこに対応可能です。違和感はありません。



出すのもしまうのもラクラクやで
次に新生児の抱っこに必須な「乳児用ブースター」。使うときは、金属製のファスナーをしめます。

この金属部分ですが、赤ちゃんに当たらないようにあて布が出ています。
そして月齢があがると「乳幼児ブースター」は卒業。ファスナーを開けて抱っこするようになります。
金属がむきだしになるかというと、こちらもあて布で隠れる仕様になっているので、金属アレルギーやケガの心配もありません。


最後に、「固定バックルの調節ひも」にもうれしい小さな仕掛けが…
よくみると肩のショルダーストラップに切れ込みがあり、バックルから伸びる調節ひもを中に収納することができます。


この切れ込みにひもを入れると、赤ちゃんのベロベロを防いでくれるそうです。衛生的に使えますよね。
Point5: 見た目がスタイリッシュ
抱っこひもの見た目って評価ポイント大ですよね!
私の身長はやや小さめ(155cm)なので、エルゴを装着すると胸から腰までダサい雰囲気になってしまいます。
しかし、こちらの商品はデザインがかっこいい。ダボっと見えないですし、赤ちゃんの姿勢もいいんです。横から見ると少し座っているように見えます。

このおすわりの姿勢が赤ちゃんの健康にも良いらしいですね!
6か月使ってみて再発見!メリット3つ
6か月以上使ってみても変わらない安心感。正直、ほかの抱っこひもを買う気にはならないです。
ほかにはこんなメリットを発見しました。
6か月使ったカドルは…
- 柔らかくなってフィット感アップ
- 肩に負担がかかりにくい
- 前向き抱っこがたのしい
柔らかくなってフィット感アップ
収納するときに、マジックテープで巻くとたわら型になるカドル。これによって、どんどんやわらかくなりました。
柔らかくなると、くたびれた感がでるかと思いましたが
フィット感だけ増しました!
肩への負担がかかりにくい
インスタグラムで公式アカウントをフォローしていたこともあり、「カドルの正しいつけ方」について勉強する機会がありました。
大事なのは肩ひも
肩ひもどうしをつなげているバックルを、肩甲骨の真ん中ぐらいに調整すると、肩がラクなんですよ!
体重が肩と腰に分散されるので、9kgになってもまだ大丈夫!

ベビーカーが面倒で、抱っこひもを使うことが多いの。長時間つけても疲れにくいのはありがたいよね。10kg近くになってくると、さすがにしんどいけど…
前向き抱っこがたのしい
毎日同じことの繰り返し。育児ってけっこう飽きちゃうんですが、抱っこひもで遊べるのが楽しい。
おしりの幅をちょっと調節するだけで、「前向き抱っこor対面抱っこ」を切り替えることができます。お手軽なのでその日の気分でコロコロ変えています。

今日は対面抱っこがいいんでしが…
なんとなくですが赤ちゃんにも好みがあるみたいなので、聞いてあげると喜んでくれるかも?
カドルのデメリットとイマイチな点
次はカドルのデメリット、イマイチな点も紹介します。
- 決して値段は安くない
- 取扱説明書がわかりづらい
- マジックテープが近くのものを傷つける
- そもそもウェストベルトが長すぎる
決して値段は安くない
カドルの値段は楽天市場で24,200円と、他のブランドとくらべてもやや高めです。
ベビーカーをメインで使いたいと思っている人にはちょっともったいない価格かもしれません。
取扱説明書がわかりづらい
カドルは箱がオシャレなんですが、取扱説明書がシンプルすぎて初心者泣かせです。
正直なはなし、取りつけ方がよくわかりません。

肩ひもの調節の仕方なんてどこにも載ってない!勉強会で教えてもらったことは多かったで…
ホームページやインスタグラムでは詳しく確認できるようになっていますが、機械オンチな人は注意が必要です。
マジックテープがどこにでもくっつく
抱っこひものウエストベルト。つけるのはラクなんですが、どこにでもくっつくのが本当に困ります。
マジックテープの粘着力が強すぎて、服をまき込むと悲惨なことになります。冬場はセーターなどウールがヤバイ…
洋服のほかにも、こんな部品がやられました。紐の先端にあるゴムバンド。
ゴムバンド、どう使うの?

こちらのゴムバンドは紐を折りたたんで短く留めるためにあります。
赤ちゃんを密着させるときに紐が長くなってしまい、見た目よろしくない。先端のゴムバンドで紐をまとればカッコよく決まる(らしい)。
抱っこひもを収納する時はたわら型にするため、マジックテープでくるりと1周まきつけます。この時に気をつけないとゴムバンドや紐をはさんでしまうことも…。
1度くっつくと、マジックテープが強すぎてゴムバンドがヒゲヒゲに。

イライラしやすい人は、マジックテープに気分を悪くするかもしれません。
ウェストベルトが長すぎる問題
ウエストベルトは、60cm~145cmまでの腹囲で調節できるようになっています。とはいえ、この長さは日本人の体型にはかなり長めです。
※ちなみに私(ウェスト64cm服愛用)がつけると、1.5周ほどしています。
この長いベルトのおかげで、体型を気にせずに使えたり、男女兼用で使えるというメリットもありますが、細身の女性にとっては少し不便かもしれません。
抱っこひも「カドル」のまとめ
今回はNunaの抱っこひも「カドル」を実際に使用してみて、リアルな感想・レビューをまとめてみました。
カドルの特徴をまとめると以下のとおりです。
- 装着がラク!
- 小物もいっぱい!
- 新生児でも使える!
- 細部まで丁寧に作りこまれ、無駄のない造り
- 見た目がスタイリッシュ!
- 決して値段は安くない
- 取扱説明書がわかりづらい
- マジックテープが近くのものを傷つける
- そもそもウェストベルトが長すぎる
Nunaの抱っこひもを使い始めてすぐに思ったのは、
- 使い勝手が良いし機能性も高い。スタイリッシュで見た目が美しい。
- 頑丈なつくりで長時間の移動も楽々。
- 装着の手順が簡単!
ということ。点数にすると、90点をあげたいくらいです。
価格が高いということと、マジックテープ問題があるので、絶対にお得!というわけではないですが、「価格より機能性!」にこだわる人はきっと損はないでしょう。