勉強のあいまにやるゲームって至福のときですよね(^^)
ところで自分が文系か理系か、なんとなくイメージついてますか?
数学が得意だから、語学が得意だから…
中学生くらいの頃はすきなことで決めてしまいますよね。
文系か理系かは生きかたもかわるよ!
文理選択はまわりにいる友人のタイプも大きくかわってくるので、人生のなかで最も大きな選択のひとつといえます。
今回はゲームを通して、じぶんが文系寄りか理系寄りかをチェックしてみましょう!
『天穂のサクナヒメ』はどんなゲーム?
天穂のサクナヒメは2020年11月12日に発売されたゲームソフトです。
対応機種は「Switch」「プレステ4」です
アクションRPGではありますが、どちらかといえば簡単なほうです。マリオのような落下事故もあまりなく、敵への攻撃方法も2~3種類ほどしかないので、小学生でもプレイできるゲームかと思います。
ただ、ストーリーがちょっとクセありで。実際プレイしてみるのは、中学生以降かな?
神世でのほほんと暮らしていた主人公が、迷い込んだ人間といっしょに追放処分を受けてしまい、危険だらけの鬼がたんまり生息するヒノエ島というところで生活することになります。
食うものもなく困った主人公がはじめたのが「稲作」
意外と知らない「こめ」のつくりかたがわかる
日本人として毎日みているはずの「こめ」
でもね、つくりかたってよくわからないですよね。
農家のおうちに生まれたなら別ですが、ほとんどの親がサラリーマンとして都市部で生活しているわけで。
精米されたツヤツヤのおこめを炊飯器で炊いておいしくいただいて……
どうやっておこめつくるの?
「こめの炊き方くらいしか、しらんがな!」
でもね、稲作っていってもひとがやるものだし、適当に水をあげてれば育つと思うじゃないですか。
「そだたんのですよ…!」
ゲームのなかで農書をよんで、キャラの助言をききいれて、とにかくネットで検索しまくって…
5回以上つくってみて、やっといいかんじにできるんです。
意外としらない米の世界にようこそ☆
知識ゼロのところからどこまで通用するのか、自分の力試しにもなるソフトですね。
めっちゃメンドイけどメリットも
サクナヒメをやるとおこめに詳しいひとになれるので「すきな子」にもかっこよくウンチクが語れるというメリットがあります♥
プレイ時間はそんなに長くかからない
サクナヒメのプレイ時間ですが、子持ち30代主婦がやってみたところ35時間程度で1周クリアできました。
このうちおこめつくったのは12回。満足度としては8割以上といったところでしょうか。
あと1~2回試しにつくればもう満足かな
7回目あたりで米作りの基本はしっかり身についてくるので、それからアレンジを繰り返してあそんでみるかんじでしょうか。
15回をめざして稲作をすすめたら本編もクリアできて、やりきった感も得られますね。
夏休みにまとめて遊んでみるのがおすすめ☆
ちなみに個人的な見解ですが、35時間ほどかかるゲームをもういちどはじめから(2周目)するのはかなりたいへん。
途中で挫折してしまうリスクがたかいので、1度きりのプレイとおもって遊びきったほうがいいですよ。
『天穂のサクナヒメ』をラクにこなせるタイプは…?
天穂のサクナヒメをラクにこなせるタイプってどういうひとでしょうか。
10代がゲームをするとなると、かぎられた自由時間をそれにあてることになるので「てっとり早く」「満足のいく」気晴らしであるかが重要なファクターになるかと思います。
「てっとり早く」と「満足感をえやすい」か
どっちもあてはまらんわ
残念ながらこちらのソフトは10代の気晴らしに向かないタイプになっています。
このゲームはべんきょうしながらあそぶタイプになるので、あたまをかなりつかいます。
そもそも向いてるひとは、以下の3つの要件をすべてみたすタイプです↓
こまかく要素をみれるひと
順調にストーリーをすすめるには「品質のよい米をつくること」と「料理をこだわって用意すること」が条件としてあります。
このゲームには”米は力だ”というキャッチコピーがあるのですが、「よい米をつくる=主人公のステータスが上昇する」仕組みになっています。
このためには種の時期からしっかり計画をたてて育成していかないといけないわけで。
パラメータを左右する要素がたくさんあるので、こまかいところまでじっくりと見れるひとに向いている育成ゲームになります。
試行錯誤がすきなひと
このゲームで注目したいのが「稲作」
本格的な農業の世界にふれたことがなければ、稲についてとにかく調べてみないとはじまらないのがこのソフトの醍醐味です。
発売したてのころは農林水産省の公式ホームページが攻略サイトになるという異色のテイストでしたが、昨今ではしっかりまとめられたゲームサイトが検索の上位にあがってくるようになりました。
攻略サイトを活用すれば、かなりの時短になる!
ただ「攻略サイトを活用すればすんなりとおわる」わけでもなく、情報をふまえたうえで試行錯誤をしていくことがサクサク進めるポイントになってきます。
研究みたいな手応えがあるよ
こんなことしたら失敗かもしれない。
そんな不安は脇において、試行錯誤できるひとにはうってつけのソフトです。
地道な努力ができるひと
地道な努力ができるひとは、中盤までつづく基礎レンを乗り越えやすいタイプといえます。
稲作をうまくできるようになるまでが退屈で…
稲作を成功させるメリットには「主人公のステータス」をあげることもありますが、そもそも美味しい夕餉をいただくことができるということがあります。
おいしい夕餉を食べたら一時的にメチャ強くなります
美味しい夕餉にするためにカギとなるのが調味料。これもすべて自前でつくっていきます。
たとえば米から麹を加工でき、おいしいお酒がつくれます。
米といっしょにでてくる糠は糠漬けのもと。きのこや柿といった採集物を保存できます。
ほかにも酢に加工しておけば、酢味噌和えをつくったりレパートリーが広がります。
このように米そのものが夕餉に大きな影響を与える作物となっているので、稲作にサボらずとりくむことがクリアへの近道だったりします。
稲作自体はなんともいえない退屈な作業ですが、地味な作業にもコツコツと向き合える人はハマりやすいソフトです。
『天穂のサクナヒメ』はずばり理系男子におすすめ!
というわけで、自分が文系型か理系型かを知る手がかりとなるソフトに『天穂のサクナヒメ』がおすすめです。
中学生ころは、しごとをするイメージがつかないのに、文系か理系かを考えさせられることになるわけで。
勉強もたいせつですけど、思考力もみておきたいところですよね。
やってみて合うソフトだとおもったひとは高い確率で「理系脳」なので、研究課題としてじっくりとりくんでみるのもありですね。
プレイ時間は35時間程度になるので、夏休みにちょこちょこ遊んでいくのもいいですよ。
やりこめるところまで行けたら、おこめのことはかなり博識になっているはず。学校行事(修学旅行や文化祭)で気になるこに知識を披露すると、意外な一面に出会えるかも??
気になるひとはぜひプレイしてみてくださいね(^^)