「スカウォつまらない」「スカウォ難しすぎる」「Switchでも操作性最悪だな」
2021年7月に発売された
「ゼルダの伝説スカイウォードソード 」
HD版
ちょっとムズすぎて悩んでたりしませんか?
小さい頃からゼルダファンの”けいと”です
最後までやるべきなのか…迷っている方に
このソフトの見どころを紹介しようと思います。
Switchではじめてプレイしたけど、操作性に苦しめられた作品やった…
このゲームをまだやり遂げていない人で
- スカイウォードソードの購入を検討している
- 途中までやってみたけど挫折しそう
- フィナーレにむけてやりきる自信ない
という人は読んでみてください。
「つまらない」と思う人続出のワケ。スカイウォードソードの悲しさ
これからSwitch版スカウォを購入する人は、まずどんなゲームか気になりますよね。
今回Switch版の『スカイウォードソード(以下スカウォ)』をはじめてプレイしたのですが
1カ月以上かけてようやく2周ぶんやりこみました。
個人的にはゼルダ史上最もやりづらいソフトやった
1周目では、何度もやめようかと迷いながらダラダラやってのクリア。
2周目で、ようやく「本作の良さ・見どころ」が伝わってきました。
いったい何がそんなにツラかったのでしょうか。
スカウォの基本情報
まずはスカウォについて簡単にまとめておきます。
ざっくりとこんなかんじです。
※思わず購入したくなるようなレビューサイトを見つけましたので、詳しく知りたい方は是非こちらをご参照ください。
またこの作品の解説は、公式サイトではWii版の方がわかりやすいです⇩
スカウォの評判はというと
スカウォの評判についてTwitterを調べてみると、みなさん苦戦されているのがうかがえます。
スカウォは試練がトラウマすぎてギラヒムと終焉の者くらいしか記憶にない
— ぶい (@buizu321) June 21, 2022
そのわけは、このゲームの操作方法にあります。
Switch版でも操作方法が最悪な「スカウォ」
「スカウォ」の操作方法は以下のように2つの方法あり、プレーヤーが選べるようになっています。
Joy-Conを2本持って体感アクション
もしくは
スティック&ボタン操作で気軽にプレイ
おそらく任天堂のおススメはJoy-Conを持ってジャイロ機能を駆使し剣をふりかざすものです。
というのも、ゼルダシリーズにおいて体感型アクションというのははじめての取り組みなんです。
剣と盾を実際に装備した気持ちで、身振りで敵を倒すというのは今作の見どころです。
つまりスカウォはプレーヤーが主人公リンクになりきりアクションを行うのがウリなんです。
爆弾を投げたり転がしたり。的を狙って攻撃したり移動したり。スカイダイビングも鳥に乗る(なる?)のも全て体感してほしいというわけなんですね。
任天堂さん
そういう割には操作が難しいです。
購入前にこのサイトを見ている人はラッキー!他のゼルダソフトの方が簡単だし、とりあえず違うもので遊んでみたらどうかな?
▼ゲーム初心者におすすめのゼルダソフト
【やめたくなる理由】スカウォの決定的にダメな3つの弱点
「操作方法が難しい」「慣れるまでうまくやれない」
それくらいでしたら、ここまで悪評は集まらなかったでしょう。沢山の人がやめたくなるモヤモヤの理由はなんでしょうか?
私が思うに、スカウォには以下の3つの弱点があります。
【スカウォをやめたくなるポイント】
- 操作性の悪さ
- ストーリーに対する主人公の素直さ
- 周回プレイ地獄
それでは1つずつ説明します。
操作性の悪さはゼルダ史上No.1
すでにプレイしているなら、スカウォの操作性の悪さにかなり悩まされていますよね。
今までのゼルダシリーズは新しい動きがある時、プレーヤーは気づかないうちに練習させてもらって、スキルが上達していきます。
今作はそれがない
スカウォでは新しい複雑なアクションをつねにトライさせられているんです。
これが地味にストレスなんですね。
しかも今作はリメイク。開発時にもう少し改良の余地があったのではと思うのですが、Wii版を忠実に再現している気がします。
操作性に関しては幾分かマシになったそうですが、視点の切り替えとアクション判定の厳しさに文句を言わない人はいないのではないでしょうか。
操作性が悪いゲームは、なりきり体験ができても残念よね。
ストーリーに共感なし。おつかいがんばる孤独な主人公
リンク体験を台無しにしているのは操作性だけではありません。例えばストーリー。
ただひたすらつかいっぱしりに任命される主人公リンクがかわいそう
わたしが1番理解できないところなんですが
そもそも一方的に愛情を向けてくる幼馴染が地上に落ちたからといって
どうして主人公だけが地上と天空を何度も行き来しないといけないのでしょう。
いや、それがリンクの仕事やねんけどな
プレーヤーが幼馴染を助けたいと感情移入しきれないプロローグ
ちょっと惜しい点です。
しかも大きな事変が差し迫っているのに誰も助けてくれない孤独感。ゼルダシリーズではよくあることですが、今作では特に強く感じられます。
助けてくれるのはバドぐらいで、しかも「バドランド」を作る程度です。
バドランドって伝わるかな…いらんねん、トロッコとか
ダンジョンでは無機質な相棒は的確なヒントをくれず、戦闘でもほぼ役に立たないです。
誰でもいいから手伝ってよ!
今作は
- 悲運な主人公に感情移入し
- その上、操作性が難しい
となると…
なぜ地上を救わないといけなかったかしら?
プレイ自体を疑問視するようになり、プレーヤーもだんだんやる気がなくなっていく。
「がんばりゲージ」というのはプレーヤーのやる気も兼ねているかもしれません。
つまらなさすぎ!周回地獄
つかいっぱしりリンクは天空と地上を何度も移動します。
しかも飛行手段は最後までショートカット無し!
赤い鳥に乗ってスカイロフトに帰り、積乱雲に行ったり他の地方に移ったり…
そんなくり返しの中でげんなりすることといえば…
使いまわし
同じボスが何回もでてきたり、ダンジョンも設計をデコレーションしたり。
とにかく再利用が多いんですね。
後半になるほどプレーヤーの疲れも溜まるので、こういうことが手抜きにさえ感じてしまうんです。
前半が作りこんでいるので気持ちの落差が大きいです。
そんな感じで周回地獄を我慢し続けていると、まさかの3ラウンド目に突入。
さすがにおいおいおい…てなりませんか?
やめやめ!同じ3周やるならドラクエ11の方が1,000倍おもろい!
「ドラクエ11」はスカウォと同じようにフィールドやキャラを使いまわしているんですが、ストーリーがしっかり練られていますし、へんなモーションもいらないのでイライラしないソフトですね。
おすすめソフトなのでよかったら遊んでみてくださいな
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⇒ けいとのゲーム紹介 | けいとんち
【見どころ】2周目で気づくスカウォのやりどころ3選
やめようと思いながらなんとかクリアするのが貧乏性のサガ…
勢いにまかせてちゃちゃっと1周目クリアしました。
そして「もうやるものか」と思っていたのになんとなく2周目を起動してしまう「ゼルダファン」あるある。
しかし、クリアした後にはじめからプレイしてみると、まったく別のゲームではないかと思えてくるんです。
不思議やなぁ
2周目の心のゆとりとは?
【2周目でのプレーヤーの成長】
- ストーリーを知っているので
- 心にゆとりがうまれる
- 探索しやすくなる
- アクションコマンドを失敗しても
- イライラしない
- 主人公目線で再トライ
- 攻撃を敵からうけても
- 盾を使えばほぼOK
- 袋叩きにあう心配もない
2周目では周囲を探索する余裕が生まれ、アクションコマンドもより主人公目線でできるようになりました。
単にプレーヤーの気持ちが変わっただけなんですが…
敵に攻撃をはじき返されてもイライラするのではなく、真剣に一騎打ち勝負ができるんです。
盾を駆使すればモーションに戸惑っても意外とやられないことにも気づきました。
袋叩きにもあったりせずに安心して進められますし、念のために妖精を持参しておけば怖いモノ知らずです。
このことからいえることは、スカウォを楽しむには以下のような注意事項があります。
このゲームはストーリーに期待してはいけません。しかも焦ってすすめると操作性のわるさにイライラしてしまうので、どちらもNGです。
赤ちゃんの頃を思い出すように、気長に何度も練習することがポイント。
ゆっくりやるなら、せっかくなので周囲を観察するといいですよ!
それではスカウォのやりどころを3つほど解説します。
【スカウォの3つのやりどころ】
- 世界は美しい
- キャラの個性が人間味ゆたか
- (操作性を再評価し)たのしい疑似体験
スカウォ世界は美しい
今作は背景や建物・人物のこだわりがすごいです。
今までのポリゴンでは表現が難しかった「立体的で味のある世界観」がようやくゼルダにも標準化されました。
フィールドのアートやキャラのデザインもこだわり、ポップな音楽が軽い世界観を作り出しています。
色調も明るく、他のゼルダシリーズよりも色彩にこだわっているのは明らかです。
そのこだわりは街やフィールドだけでなく、ダンジョンさえも丁寧に作りこまれています。
床や壁の装飾をよく見ると細かい模様が描かれていたり質感が伝わってきますよね。ポップで繊細な図案は、それまでの「トワプリ」や「風のタクト」を超えています。
総合的にバランスが良いのは「スカウォ」の特徴です。
せっかく序盤にカブトムシ(ビートル)を入手できるので、カブトムシを飛ばしてアイテムを取りつつじっくり背景を楽しむのがおすすめです。
キャラの個性
天空のキャラもモブなのに個性が強いですね。
彼らは物語の進行にほとんど影響ありませんが、ミニクエストでの会話が人間味あふれるので、他のシリーズよりも人物に味があります。
やり終わった時にはモブの名前を全て憶えてたりします。
操作性への再評価
1周目では操作性もただただ悪いとイライラしていましたが
2周目には戦闘のアクションも見方がかわりました。
スカウォの操作性は、実は「世界のアソビ大全51」に似ているんです。
【ちょっと一息…】
おすすめポイント
- 知能パズルと体感ゲームのバランスがいい
- 子どもから高齢者まで。得意なジャンルがみつかる
- パーティーでやりたいゲームソフト
ゼルダだと思うからイライラする。違うゲームと同じだと気づいてからは
ただ正確にモーションを入力するよう意識するようになりました。
オブジェクトに騙されずに集中してこのゲームをやり続けると、失敗してもトライし続ける寛容さもいつのまにか身についてきます。
最後まで楽しんでするには何が必要?
というわけでSwitchにリメイクされた「スカウォ」も、最後までたどりつくのはたいへんなソフトのようです。ですが
2周目のときにやり方を次のように変えてみると、ゼルダの世界をたのしむことができました。
- 忍耐力をもって
- ゆっくりじっくりあせらず遊ぶ
これが成功のポイントみたいです。
ただ
ゆっくりじっくりするなら他のゲームやるわ
2周目なんてコリゴリ!
気長にやれる人はいいよね
と思ってしまうのもこのゲームの特徴です。
頑張った労力をストーリーだけに求めては、最後まで楽しめない「スカウォ」
せっかく買ったのに…つまんない
ゼルダファンだし
できれば良い作品だったといいたい
もしもあなたがそんなジレンマを抱えているようなら、ストーリー進行をざっくりと把握するのがおススメ!
1分で把握できるスカウォのリアルタイムライン。どこまで進んだかチェックしてみてくださいね⇩
※このリンクでは「スカウォ」のストーリー進行をざっくりまとめています。このページを活用していただくと、現在のプレイ状況がどの辺りなのか、だいたいイメージできると思います。ゆっくりプレイに集中できるようになりますよ。