はじめまして、ここでブログを運営している音奈けいとです。
うれしいことに、ブログをはじめたきっかけについて聞かれることもでてきました。
ぶっちゃけわたくしは「書くのがめっちゃ苦手」な30代主婦です。
主婦ってお金がないイメージですよね。ブロガーなんてやってて大丈夫なんでしょうか?
うちのママ、借金あるらしいデシよ
おっと!どこから聞きつけたんや?
というわけで、借金をムリせず返済するために20代のうちに立てた秘策と
書くのが苦手な主婦ブロガー誕生までのストーリーを
ぐだぐだお話します。
20代どん底からはい上がるためにやったこと
20代なかごろのわたくし、なんと借金が600万ちょいありました。
今も支払いは継続中☆毎年30万くらい返済してんねんよ~
しかも大学院に進学していたので働き始めたのが25歳のときです。
ふと借金の返済スケジュールをたててみると…
- 毎年30万円返済すると20年
- 20年は働き続けないといけない?
45歳まで借金を背負っていくとなると、かなり大変ですよね。
やだやだ!お金の心配なんてしたくない~~💦
借金から逃れるために、わたくしは20代で5つの秘策をうつことにしました。
この秘策により6年働くだけで借金をチャラにできる見通しがたったのだ。
秘策①|授業料免除をうける
さて、わたくしはいったいどんなことに借金をしていたのでしょうか。
お察しかもしれませんが、高校・大学・大学院の学費なんですね。
うちの親はね、「大学いきたいならいけばいい。でも学費払わんし仕送りもしないよ」っていってたんだ
というわけで大学にいきたいなら多額の借金を背負うことになる。早くから運命は決まっていたので、借金を背負わずにすむ方法を高校生の頃から考えて…
授業料免除を活用させていただいてました。
ほんとこれはすごく助かった。税金の使い道の中で、もっともありがたいものだと思う…
もしもお子さんの大学進学が家庭事情できびしいようでしたら、わたしは国からの補助金が多い東大・京大をおすすめします。借金は少しでも減らした方が身のためです。
秘策②|就職で困らないのは国家資格
うちの親はわたくしが中学のころから受験勉強には理解のある人で
- 大学にいってもいい
- 好きな勉強を好きなだけすればいい
- そのために高校に進学したいなら、いい成績をおさめてね
という考えでした。しかも
- 高校も奨学金を借りてね
- 大学も進学したいなら奨学金を借りて
- 仕送りはしないよ
- おうちから通える国公立大学なら好きなことしてていいよ
- あ、医学科でお医者さんになれば借金返済ラクなんじゃない?
という奇抜な発想の人でした。
医者なんぞやったら、自分の好きなことまったくできひんやん。イヤだね。
反抗期まっただなかのわたし。大学生活くらい自由を謳歌したい!
家を飛びたしたい気持ちをグッとおさえ、周りのアドバイスに耳をかたむけ
- 自分の身をまもるのは医学知識
- 国家資格があればいつでも働ける
「医学部」「薬学部」などの働きぐちが大きい国家資格を目指すことにしました。
これも助かった。今のわたしがあるのはこのおかげ…
秘策③|修士課程で”おためし就活”
ありがたいことにおうちから通える大学にご縁をいただき、晴れて自由の身です。しかも授業料をほぼ支払わずに授業を受けられる絶好のチャンスに恵まれました。
「めいいっぱい学生生活をやろう」と親泣かせなことに博士課程への進学をかってに志します。
さて、どんな研究やろうかな?
ちょっと自分でもやりすぎだったかな…というほど学業優先ですごした京都の4年間。
あちこちの授業に😋を出していると、とある研究科の院生が非常に優秀だと気づきました。
かっこええ♡イチかバチかチャレンジじゃ~~
わたくしの学科からは毎年1~2名、多くても4名ほどしか合格しない「場違いなレベル感の研究科」
「そこに行ってみたい!」
そんな気持ちが先走り、なんとかシッポにぶらさがることができました。
おお!こんなハイレベルなところに在籍していたら、どこでも就職し放題やろ?!
修士課程2年目、人生なめていた頃です。博士課程を目前に自分の市場価値が気になりました。
冷やかし程度にESを提出するも、1枚目はお祈り。
こりずに出すも、お祈り。
面接にいってもお祈り。お祈り。お祈り…
なんと50社近くお祈りに。これは想定外。
うち学業成績めっちゃええんやけど?TOEICも高いし?なんでお祈り?
あれ?これって結構ヤバいんちゃうん?
あとから知ったことですが、内部からあがった高学歴女子全員が同じ目にあっていました。
他大学から入学してきた子はたくさん内定もらえるのに、これはヤバそうな雰囲気。
このまま博士課程に進学してもいいのでしょうか?
【先輩からちょっとしたアドバイス】
高学歴女子の3大苦悩は
- 就活
- 結婚
- 妊娠
大学時にしっかりと計画しておきましょう
秘策④|就職難には国家資格を
大学院2年目のころには、なんと借金も600万円近くになっています。当初の予定では
- 修士の就活でサクッと内定
- 内定辞退し博士に進学(借金+180万円)
- アカデミアに在籍するか
- のちに研究開発職につく
みたいなことを考えていました。
あまチョロだね~
わたくしは、このはじめの段階ですべってころんでるんですよ。仮に博士課程に進学して、ポストがほぼないアカデミアに残れるのか、はたまた就職先がより厳しい研究開発職につけるのか。
修士2年目の夏に現実を突きつけられます。
このままじゃ、この借金かえせなくなる…
というわけで、さらりと方向転換。伝家の宝刀、臨床検査技師の免許証の出番です。
同期からも教授たちからもため息&冷笑されましたが、これの威力は強いです
なんと1発で内定です。しかも入社してから知りましたが、最速のスピード内定でした。おかげで修士論文もとどこおりなくやれたんです。修論だせば他の技師よりもお給料いっぱいもらえるのでウハウハです。
借金持ってる人は国家資格もっとくこと!困ったときに助けてくれるで☆
セーフティネットがあるなしでは、心がまえが全然違いますよ。
秘策⑤|あまった奨学金は投資に
大学院時代にある女性教授からお叱りをうけたのですが
給付型の奨学金を申請すること
わたしが在学していたころの奨学金は99%貸与型(いいすぎ?笑)で、給付型はほとんどありませんでした。
年間3~4件くらいしか学内の掲示にも出てこないし。わたし、そこまであたまよくないからいいや
貸与型の奨学金をかりていましたが、授業料免除もあってほとんど使う機会がなかったので給付型奨学金の申請をしたことがありませんでした。
そこを鋭くついたのが、前述の女性教授。
あんたはなにをのんきなこといってるんだい?その浮いたお金とやらはどうしてるんだい?まさかと思うけど貯金してるんじゃないわよね
その教授のてきびしいアドバイスはというと…
- いますぐ給付型の奨学金を申請すること
- 浮いた奨学金は投資にまわすこと
「かえさなくていい奨学金も手元においておく。余ったら運用でもしてなさい。」
奨学金を投資?!なにを言ってるんだ?と思いましたが
冷静に考えるとなかなか筋がとおっています。
ということで200万円ほど預けてみました。ありがとう先生♡
200万円となると、返済6年分くらいの金額になるでしょうか。ハラハラしたのをおぼえています。
ですが、これもやっておいて良かったことの1つです。
検査技師として働く。足りないちからは?
200万円の浮いたお金があるので、のこり400万円。検査技師として働いている間に貯めていこう!
年間100万円ずつ貯めるとなると、4年ほど働けばOKです。
これが企業さまのありがたいところ。辞めなければお金はすぐ貯まる♪
せっかくやし、身につけられるノウハウは全部吸収しちゃおう
検査技師として現場で働いてみて、医療従事者が身につけてほしいスキルはけっこうあります。
たとえば
- 勉強する習慣
- 論文を読む力
- (医師に)正しく&端的に説明する力
- ミスを事前に発見する勘
- 書く力
努力次第でほとんどの力をやしなうことはできますが
現場で身につきにくい力ーそれが「書く力」なんです。
大学院では書いて報告が当たり前やったんやけど。現場ではめちゃくちゃ少なくてビックリした
だいたいの技師は業務に追われて文章を書くことはほぼないです。なので端的に要点をまとめる力が身につかないんですね。しかし私の場合、ありがたいことに20代前半は論文が恋人のような関係だったので、端的にまとめて表現する力はすでについていました。
これはわたくしにとって強いスキルとなり、医師への質問にこたえたり、検査データからわかることを説明したり、新薬の効能についてプレゼンすることができました。
問題なのが、技師仲間にくだいて伝える力でした。
とくに私の場合、かんたんな文が書けない。丁寧にこまかく説明しない。そんな短所がありました。
上司にどうすればいいかアドバイスを求めても「釈迦に説法だから~」とかえされ
後輩には「インテリぶってムカつく」といわれる始末です。
いづらい…
もともと激務ということもありましたが、わかりあえない溝のようなものを感じだし
検査技師としてこれ以上スキルアップは見込めない。そう思って転職することになりました。
そうはいっても6年がんばってんで。おかげでけっこう蓄えられたわ♪
いまのおしごと?主婦業です。
社会人をやめた音奈けいとが目指したこと
奨学金分を貯めれたど~♪
やめて自由になりホクホク。わたしが勤めていた会社が俗にいうブラック企業だということにも気づき、逃げ出してよかったと思っています。
ただ、書く力がどうしても苦手…
わかりやすくかんたんに文章を書く。このスキルが身につけば、きっと多くの人に役立つはず…!
それで練習がてらとりあえずはじめてみたのがブログだったんですね。
ブログは書くのが苦手っていう人にもおすすめ!いい練習になるよ
できるだけわかりやすく、かんたんに読める文を考えながら記事をつくりあげていく。
主婦業のあいまにやってみてますが、けっこう相性がいいですね。
このブログも1年やってみましたが、気づけばアレコレ紹介しすぎの雑記ランドになっていますね。2年目はどうなることやら…
お金に余裕があると色んな事に挑戦できるで。若いうちはぜひ蓄えて、30代いろんなことにチャレンジしてな♪