東京ゲームショウ(略称TGS)の計画を立ててみて、ふとギモンに思うことはありませんか?
あれ?あんまり見たいものないかも……
はじめて行くときはわからないことだらけなので、当日なにをすればいいのかあまり想像できないかもしれませんね。
わたしも行ってみたいブースは2~3個程度。あとは空気感を味わえば十分かな…なんて予想してましたが、なんとどっぷり7時間も浸かってしまったではないですか!
「いったい7時間もなにをしてたんやーーー!」
と自分にツッコミを入れつつ、TGS2024に参加した30代主婦の視点ではじめて来場する女性に向けて「時間があっという間に消えてしまったTGSの魅力について」、そして「行く前に知っておきたかった現地ネタ」をお伝えしようかと思います。
合計10ポイント超えのてんこ盛りネタなので、よかったら最後までお付き合いください!
TGSなんて2時間あれば十分?!滞在時間が7時間にのびた理由
TGSへの来場が初めての場合、お目当てのブースといっても1つや2つしか見当たらなかったりしますよね。
会場入りしてから2時間もあれば十分かな…?
なんて考えていたら「あまい」です。
観客の時間をどんどん奪っていくタイムイーターなTGS。
子供のためにもさっさと帰ろうと思っていたわたしが、7時間も会場に滞在してしまった理由をお伝えします。
理由1|試遊にもけっこう時間が。60分並んで試したVR
やっぱり時間泥棒といえば”試遊”でしょうね。
メジャータイトルは整理券を配布されるので並ぶ時間もすくないですが、オープンしてすぐになくなるデメリットもあるので、初心者はゲットできないって思ったほうがよさそうです。
そうはいっても個人的には1~2つは試遊を楽しんでみるのがTGSの醍醐味ではないかと思います。
もちろん整理券配布を行っていないブースもあります。並んだ順番に遊べる仕様ですね。
整理券のないソフトでの試遊チャレンジは
試遊=待ち時間(20~40分)+プレイ時間(およそ10分)
つまり、短くすんで30分、長いものだと60分かかります。
ちょっとかかりますが、やはり達成感もありました。並んだぞ!っていう高揚感も。
※待ち時間は時間帯によって変動するので、参考程度にお願いします。
※試遊楽しかったです!「東京ゲームショウで子ども向け試遊ソフトを探していた人へ|2024年体験レポ | 」で待ち時間やおすすめの突撃時間帯などを紹介してみました☆(24.10.28作成)
なかでもVRはお試ししやすくてしかも実感を得やすいものなので、誰でもハズレなく楽しめるのでおすすめです。
わたしは、VR/ARをどうしても試して見たかったのでbHapticsさんにお邪魔することに。結果として60分待ちました。
ジャケットやグローブも着用して、物やひとに触れられた感覚を試してみたのですが、今まで出会わなかった未知の世界にワクワクしました。10分なんてあっという間に過ぎましたが、来てよかった!と心から言える思い出のひとつになりました。
理由2|フォトスポットが多くて、並んででもとりたくなった
2つ目の時間泥棒は、フォトスポットです。もうね、アノ手コノ手で通行人にフォトをとらせてしまうんですよ。
SNSにあげてほしい、宣伝してほしい、そんなオーラがビシビシ伝わる着ぐるみたちがゴロゴロいるのです。しかも、裏道とか会場の端っことかをせっせと歩いてブースに向かってる姿がほんとうにかわいくて。
もちろんブースの展示も気合が入っているので、列にならんででも資料やセットを写真におさめたくなりました。気づいたら30分…なんてよくあることです。
なにより作品を代表するコスプレイヤーさんがいらっしゃると、みなさん本気で撮影をはじめますので。その空気にのまれて気づいたらあれ?……なんてことも。
フォトスポットと侮ってはいけません。TGS来場初心者でもコレクター魂をお持ちの方はフォトスポットで”沼”ります。
理由3|やはり空気がちがう!魔法にかけられる会場
3つ目はやっぱり会場の空気でしょうか。1時間くらい入場を焦らされつづけた来場客は、ほぼ間違いなく会場の熱気にとりこまれてしまいます。
今日1日は魔法にかけられてしまってもいいや…!
そんな気持ちにさせてくれるのです。
各ブースのテンション高まる大音量ボリューム、迫力ある見応え抜群の生イベント、イベントのために集められたきれいなお姉さんたち。
すべてが非日常を効果的に演出してくれるわけで、なかなか帰るきもちにならないのも困りどころです。
強い意思をもたないと、7時間遊び尽くす沼コースに…
翌日がお仕事の場合は、長居すると確実にダメージを受けますので、無理やりにでも予定を入れて撤収するのがよさそうです。
でないと、わたしのように気づいたら7時間遊んでた、なんてこともあるかも…
会場入りまでどんな流れ?計画を立てておいた方がいい理由
以上のようにTGSというのは思ったよりも長く滞在する可能性がでてくるイベントといえます。
つづいて、はじめてあそびに行く人が見落としがちなことに「会場入りまでの流れ」があります。
TGSの滞在時間に大きく影響すること、それは会場に入るまでの所要時間だったりします。
最寄り駅についたから安心!というわけでなく「何時までに到着するのか」「スムーズに乗りつぎができる駅はどこか」「どんな準備をして待機列に臨むのが良いか」など計画をたてておくことがフェス体験を成功させるカギになってきます。
そうはいってもはじめて行く場合は情報がまったくなくて途方にくれますよね。
わたしもよく考えずに「オープン時刻には~いろ」ってノリでいって玉砕しました。
行くまでにネットでレポ記事をさがすなりして、TGSのことをもう少し勉強すればよかったな…と反省しました。
そこで、今回TGS体験を通して「知っておけばよかった的な内容」をいくつかゲットしましたので、デビューする予定のあなたに共有できればと思います。
CHECK①|JR武蔵野線で海浜幕張をめざすなら「西船橋」駅注意!
JR武蔵野線で海浜幕張をめざすとなると、直前になるほど混み合います。
注意が必要なのが「西船橋」駅。
西船橋駅周辺に暮らす人が海浜幕張にむかうにはJR武蔵野線に乗りたいところ。ですが、西船橋駅はJR総武線や東京メトロ東西線などいくつかの路線のジャンクションになっているので、大規模な乗り換えが発生します。
東京ゲームショウは1日の動員数が10万人の大イベント。乗れずに1~2本見送る必要もでてくるので要注意な駅です。
CHECK②|会場入りまでにしておくべき3つのこと
東京ゲームショウを低ストレスで楽しむためにも、会場につくまえにしておきたいことがあります。
この3つをおさえておけば、TGSで受けるストレスを大幅に軽減できますよ!
入場できるホールが複数あるかも…!あらかじめ決めておこう
入場できるホールが複数ある場合、どこから入るかを決めておくのが大切です。
当日は待機列に並んで、チケット確認&手荷物検査を実施し、それから入場が決められたホール入り口に向かうことになります。
2024年度の場合、ゲーム関連のブースは「国際展示場1-8ホール」、ゲーミングアクセサリーや物販は「国際展示場9-11」ホールと明確に分かれていました。そのためまずはじめに”並ぶ場所”を決める必要がありました。
⇒物販から行きたいひとは「9-11」ホールの入口付近に、ゲームショウからみたいひとは「1-8」ホールへ歩いていくかんじです。
優先してやりたいことが決まっている場合は、優先事項をこなしやすいホールに行けるように事前に決めておくことをおすすめします。
オンラインチケットは注意!ネットが最も遅い待ち環境
電車のなかでやっておきたいこと2つ目は、オンラインチケットをあらかじめ準備しておくこと。
電車を降りてからはたいへん大勢の人にかこまれて過ごします。
とくに会場入りのための待機列はネット通信が「めっっっっちゃおそーーーーい!」です。画面推移がなかなかできないので、あらかじめチケットを表示しておくといいですよ。
わたしの周りでも「つながらない…」と20分かけてトライしてる方がいらっしゃいました。
事前に表示しておけば、焦ることもありません。のんびり待てますよ。
※チケットをまだ買ってないよ!って場合は断然「紙チケット」がおすすめです。
お手洗いをさがすなら駅がいいかも…
お手洗いやチャージをしたいなら海浜幕張駅がいいです。
お手洗いも会場に入れるまでにかなり時間がかかるので、不安があるひとは駅で済ませておくと安心です。
男性は混んでましたが、女性はそこまでです。
※会場にはお手洗いがたっぷりあります。そこそこきれいだったので会場がおすすめ。我慢できる場合は会場にストレートで向かいましょう!
※チャージは前日までもしくは自宅最寄り駅で済ませておきたいですが、忘れていた場合はこのタイミングです!
CHECK③|当日の天気はしっかりみてから行くこと
当日の天候は要チェック!会場入りまでの時間がけっこうながく、しかも屋外で待つことになります。
9月末とはいえ、太陽がふりそそげばジワジワと消耗してきます。
ペットボトルの水がどうしても恋しくなります。
帽子もあったらうれしいですよね。頭を守りたくなります。
雨の場合はさらに悲惨です。折りたたみ傘があたって、ストレスも高くなってきます。
雨ならすこしでも早く会場入りを目指して行きたいところです。
NG1|朝の列車は開場ぴったりにつくようにでは遅い!
オープン時間ぴったりの会場入りを目指すなら、かなり早めについていないと難しいです。
オープン時間ぴったりが1番空いている時間帯なんですが、その会場を楽しむには1時間くらい早めに到着することを意識したほうがいいです。
というのも、東京ゲームショウのチケットはワンデーパスポートとなっているので、朝から向かう方が多いのです。
そのため午前中の会場入りがたいへん混み合うことに。しかもすぐに帰宅する人もまずないので、来場者はどんどん増えていきます。
そこで2024年度に実施されてたのが意図的な入場制限。10分間隔でグルーピングされた集団を1時間ほどかけて入場させるという手法でした。
私はオープンぴったりに海浜幕張駅を降りたのですが、そこから会場に入れたのは1時間半ちかく後でした。
道中しっかりと歩かされたので、立ち待ちしてたのは50分くらい。それでもけっこう足にきたので、早めに行ける方は1時間くらい前倒しで計画してみてください。
NG2|靴と荷物に注意!歩きやすい&最小限の携行品で
女性はおしゃれしたり荷物が多くなりがちですが、靴と携行品には最大限の注意を払いましょう…!
ヒール靴は注意|足甲まで覆われたローファーで
まず、靴。ひらべったい履き慣れたもので、足を踏まれてもいたくないものにしましょう。
あそびに行った日は、会場内だけで1万2千歩ほど歩いていることがわかりました。
これは「ひらべったい靴しかかたん」というわけです。
スニーカーも紐がほどけたときにたいへんなので、女性はローファーのようなかんじがおすすめです。
長傘や裁縫セットはNG|禁止物になっていないか要チェック
つづいて携行品。持ち物検査もあるので、できるだけ減らすのがいいです。
わたしが並んだときは、キャリーケースで遊びにきている方も見かけました。キャリーケースでも中身をぜーんぶ確認されます。
会場にはキャリーを預けられるコインロッカーも少しだけあるので、どうしても……という方はコインロッカーの利用も検討したほうがよさそうです。
それと、会場に持ち込めない「禁止物ルール」も確認したほうがいいです。
雨の日は長傘を持っていきたくなりますが、50cmを超える長いものは持ちこめないので困ったことになります。
多くの人が会場に集まるので、できるだけ軽装で遊びに行くとストレスも少なくすみますね。
※当日持っていってよかったもの、あったらよかったものなどは今後書けたらいいなと考えています。
「ガッツリ参加する予定でないけど、空気感を味わいたいな…」って人は、とりあえず軽装で参加してみて、場合によっては最後までいようかな?くらいのきもちで臨むとベリグです☺