検査技師のみなさん、こんにちは。
病院も検診センターも検査センターも、検査技師のお仕事はシフト制ですよね。
紙で配布されたシフトをそのまま活用している人も珍しくありません。でも、社会人なんだし手帳を持ってみたい!
そんな人に検査技師の私が
手帳をつけるメリットとおすすめの手帳をご紹介していきます。
この記事はこんな人におすすめ
・手帳をつけるメリットを知りたい
・目的にあった手帳を知りたい
それではどうぞ!
手帳をつけるメリットは3つ
手帳をつけると効率がよくなって仕事がはかどるっていう話を聞いたりしますよね。
しかし、検査技師のお仕事は毎日同じことの繰り返し。
スケジューリングの必要もないので、つけていない人も多いのではないでしょうか。
それはもったいない!手帳をつけるようになるとメリットがいっぱいあるんやで!
10年以上手帳を続けている私が気づいた手帳のメリットというと
- 過去の自分を知れる
- 未来のビジョンが鮮明になる
- 考える力がつく
手帳って自分だけの歴史だったりします。過去の記録であり未来への糸口。
自分の成長の記録が手帳につづられていきます。
何年か経ってみて、1年目の黒歴史を見返してみるのも楽しいですよ!
私の場合、新人時代に1度だけお仕事を急遽お休みさせてもらった日の記録がありました。
その理由は食あたり。前日にいたみかけのお肉をフライパンで焼いて、そのまま台所で食べるという「ずぼら飯」をしたことが原因でした。
あのときは、トイレから離れられず12時間悶絶したわ
そんなことも手帳に記録していたから思い出せるんですね。
何年も仕事してると、えらくなった気になるからね。これはうちの戒めやねん。
また、手帳を効果的にカスタマイズする方法を思案すると、普段は使わない右脳を刺激することにもなります。
医療系でもアイデアは大切。業務をよりよい方向に改善できる人材は有能だと評価されますよ。
検査技師におすすめの手帳
検査技師におすすめの手帳は大きく分けて2つあります。「医療職向けの手帳」と「自分だけが工夫できる手帳」です。
まず、医療職向けの手帳のおすすめを紹介します。
医療職向け手帳といえばユーキャン
医療職向けの手帳はスケジュール管理がしやすく、しかも医療系の専門知識や参考資料があわせて入っているというメリットがあります。
新卒から3年目くらいまでは、医療系の情報が載った手帳を購入すると楽しいですよ。
そんな中で一番有名なのがユーキャンのナース実用手帳2022
2022年で15年目を迎えたユーキャンのナース実用手帳。コンパクトなサイズに医療系の資料がたっぷり掲載されています。
検査技師だったら「検査基準値と異常値疾患」「用語」「略語」などが役に立つよ
マンスリータイプのスケジュール帳。
資格試験や学会発表がある人。必要な手続き期日を記入していくとわかりやすいですね。
日臨技関係の技能実習の準備で使っている人みたことある。
メモを書き込めるページが多いのも特徴です。
私は手帳のメモ欄にオフ日に行った「映画」や「旅行」の感想、「テレビニュースの評論」もまとめたりしていたよ。これが雑談に役に立つんだ!
医療に関することを総合的に学びたい人には医学通信社がおすすめ!
検査業務以外のことも知りたい人は「医療&介護ハンドブック手帳 2022: 現場で役立つ情報満載の多機能実用手帳 (2022) 」も良さそうです。
まず、こちらの手帳はなんといっても安いです。1,100円でけっこうお役立ちの情報が掲載されています。
たとえば「臨床医学の基礎知識」はもちろん、「介護保険制度や接客のマナー」に関しても掲載されています。
介護なんて、仕事と関係ないじゃん!
介護は子育てと同じくらい人生に絡んできます。30代になると実際に悩むこともあるんですよ。
医療系ってどうしても専門バカになりがち。
こういう身近なモノで専門外のことを勉強していくと、自分の生きる糧になりますよ。
さて、昨今の手帳市場は「オリジナルにカスタマイズできる手帳」に力をいれています。
枠にとらわれずに自由にカスタマイズしたい!
そんな人におすすめな手帳が「ウィークリー手帳」と「魔法の手帳」
というわけで、次は私が1番使いやすいと思っている手帳をご紹介します。
カッコイイのは「モレスキン ウィークリー」
毎年まったくかわらないモレスキン。本屋さんなどで見たことがある人も多いのではないでしょうか。
やっぱり手帳なので紙が命。書き味がいいものは続けて買いたくなります。
しかもハードカバーを選ぶと、机がなくても書けます。カバンに入れても曲がりません。
手帳を毎年続けている人は、書いた手帳をストックすることもありますよね。
モレスキンなら数年分、まったく同じサイズ&見た目で統一することができます。だから収納時もおしゃれなんですね。
ウィークリーは、私が1番しっくりきたタイプ。3行日記のように使っています。主にアイデアや仕事の愚痴を書きとめるために使っていますね。
オフ日は実家の片付けの進捗管理、趣味で作ってみた料理レシピ、試験勉強時間の記録などに活用。
試行錯誤をするのにも適していますよ。
トキメキを見つけよう!「魔法の手帳」
10年以上手帳をかき続けてきた私。
はじめはスケジュールをたてるだけ。
最近は、自分のアイデアなどを書きとめるため。
そんな使い方に少し飽きてきました。
そろそろかえるかぁ…
ということで、今年注目したのがはづき虹映さんの「魔法の手帳」
失礼ながら”うさんくさそうなキャッチコピー”で購入を敬遠していたのですが、手にとってみると意外と面白そう。
これからの手帳のつけ方を見直してみたく購入しました!
こういう人におすすめ!
- 自分のアイデアに限界を感じた人
- 身近な人と良い人間関係を維持したい人
この手帳ははづき虹映さんの声かけがちりばめられています。
それに応えながらアイデアを書きとめるようになっています。
どちらかというと、自分に強くフォーカスするための手帳です。
ということで、検査技師の業務にも活かせそうなのは
「目標設定」と「人間関係の改善」
年間を通じた長期プランで目標を設定できるので、資格取得にチャレンジしたい人にもおすすめです。
他の手帳よりもモチベが続くと思いますよ!
医療職場のドロドロした人間関係に悩んでいる人には、一歩踏み出すきっかけをくれるかもしれません。
この魔法の手帳にもたくさんのツールが含まれています。製作者さんの意図どおりに使うのもよし、全くオリジナルに作成しなおすのもよし。
手帳慣れしている人に、選んでもらいたい商品です!
とにかく自由に!「ツバメノート」
バーチカルやウィークリーの手帳をなんとか検査技師でも使えるように工夫してみましたが、やはり”日記”という使い方がベストだと私は思います。
ただ、毎日書き続けることができない…
そんな人におすすめなのが「ツバメノート」
ツバメノートは書き味がよくて、ついつい書きたくなるノートだったりします。
1日3ページ。罫線だけなのでなんでも自由に書き放題。煮詰まったあたまもすっきりと整理されます。
京大生は書くのが好き。やってる人多いの。
といっても、私は社会人から始めました。
配属先の問題点をリストアップし改善するために1冊、必ず持ち歩くようにしていました。このやり方のおかげで「湯水のようにアイデアが湧きでる新人」だといわれていましたね。A5サイズは紛失しにくいのでいいですよ。
- その日にあったことを書きとめるだけでもOK
- 部署の問題点の洗いだしに使うのにもOK
- 自分流のバーチカルなどを作成するにもOK
厳密にいうと手帳ではありませんが、こちらも使い勝手が良いのでカスタマイズ派の方は検討してみてください。
まとめ
仕事をはじめて何かと役に立つ手帳。
ただ検査技師向けに特化した手帳は、残念ながらみつからなかったので
それに代用できそうな手帳を今回はいくつかご紹介しました。
検査技師というお仕事には、基本スケジューリングは必要ありませんが
手帳をつける習慣があると、仕事もはかどり、休みの日にやりたいことも見つかります。
ワークライフバランスが整いますよ!
手帳といっても、オンとオフのスケジュール管理がしやすかったり、興味深い参考資料がついていたりなど
使い勝手の良さもそれぞれ。
最近はスマホでもスケジューリングができるので、紙をさわる機会は減ってきましたが、手帳の世界も年々種類が豊富になってきています。
これから手帳を探す方は、書きやすさや機能性にも注目して探してみてくださいね!